そもそもTPPってなに?

TPPとは「関税の撤廃」と「各国の様々なルールや仕組みを統一」し、国境を越えて輸出入を自由に行き来できるようにする事で。
現在TPP参加国はアメリカ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリ、オーストラリア、ペルー、マレーシア、ベトナム、メキシコ、カナダ、日本の12カ国が参加しており、この参加国間での輸出入に関しては関税が撤廃されます。

TPPと今までの貿易の違い

今までも貿易の自由化という試みはありました、それがFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)というものです。これらと今回のTPPの違いは何なのでしょうか? 今までのFTAやEPAは自由化する品目が定めて、、自由化すると深刻な影響を受ける品目に関しては対象外にしていましたが、今回のTPPはたとえ国や社会にとって重要度が高い物品でも除外する事が難しい協定となっています。

TPPのメリット

・関税の撤廃により海外の工業製品や農産物を安価で輸入できる。
・輸出品に関して価格競争力が増す。
・TPP参加国の経済成長によって日本企業の市場拡大の可能性ができる。
・鎖国状態から脱却し、グローバル化を加速させる事でGDPが10年間で2.7兆円増加すると見積もられてる


関税がなくなる事で海外の製品が安価で販売され、それにともなって国内の農作物の価格競争によって日本の農業の生産性が向上するといわれています。
しかし、TPPはメリットだけではありません。

TPPによって引き起こされるデメリット

・TPPが関税の撤廃だけでなく、医療保険も自由化となるため、国民皆保険制度が維持できず、医療格差が広がる可能性がある。
・日本では禁止されている食品添加物や遺伝子組み換え商品・残留農薬などが規制緩和により輸入されるようになり、食の安全性が脅かされる可能性がある。
・関税の撤廃により海外から安価な農産物が輸入される事によって、日本の農業が大きなダメージを受け、農林水産事業が衰退し食料自給率が低下する可能性がある。

TPPによる為替への影響

アベノミクスの影響で為替が円安傾向に流れているがTPPの参加によって株高円安に流れる可能性が高いと見られています。